『電人ザボーガー』…正統派昭和ヒーローの復権

タイトルロールであるザボーガーとは、ロボット工学の権威である大門博士が造り上げたオートバイに可変するスーパーロボットであるが、本作の主人公はそのザボーガーではなく、大門博士の息子であり秘密刑事である大門豊なのです。


悪之宮博士(名前からすでに悪党オーラ全開だが率いる謎の犯罪組織シグマに父親を殺された大門豊はその父親が遺した遺産とも言うべきザボーガーを相棒とし、シグマが送り込むロボット・メカアニマルと壮絶な戦いを繰り広げます。

これがシリーズの大まかなプロットで、それ自体は他の特撮ヒーロー物と大きな違いはないのです。
しかしこの『電人ザボーガー』が他の作品と一線を画すのは主人公大門豊を空手の達人と設定し、ザボーガーのアクションと同等、いや時によってはそれ以上のアクションを大門豊に課している点だろう。

まず本作を一言で表すならば、「速射破壊銃も3連になって破壊力抜群。‥」。
これに尽きるだろう。

本作はオリジナルへのリスペクトをふんだんに盛り込みながら、格段に進歩した特殊技術のサポートを得て、映画らしくその見せ場もテーマ性も3倍にパワーアップしています。

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